※2023年に開設された長岡市公式のマッチボックス「ながおかマッチボックス」の事例です。
単発バイトの採用で他工場や他部署からの応援を削減。
製造業における活用事例
越後製菓株式会社
製造業
単発バイト
(左から、総務人事部 松宮様、工場長 鷲尾様)
(左から、総務人事部 松宮様、工場長 鷲尾様)
今回は、長岡市下条町の「越後製菓 宮内工場」にてながおかマッチボックスを運用している総務人事部の松宮様、
工場長の鷲尾様にお話を伺いました。ながおかマッチボックスを活用したことで、
人手不足による他部署からの応援を削減できた事例を紹介します。
製造ラインの人材確保のため、ながおかマッチボックスを導入。
導入のきっかけを教えてください
鷲尾様:これまでは複数のラインを動かすための人材が確保できていない状態で、
他工場や他部署からの応援でまかなっているという課題がありました。
そこで、ながおかマッチボックスのような人材の活用法があるのであれば使ってみよう、
ということで使わせてもらうようになりました。
過去に他の単発バイトの媒体は使われたことがありましたか?
松宮様:宮内工場においては単発求人の募集は初めてです。
他の求人媒体等で常勤雇用の募集をかけたりはしていました。
導入後の効果や現場の反応
実際に使ってみてどうでしたか?
鷲尾様:ながおかマッチボックスが始まったときから掲載をさせていただいて、
スタート同時くらいにすぐ応募がありました。
なかなか応募が来ないなと思っていても、いつも3日くらい前には応募して頂けてますね。
全員が単発の方だと工場が回らなくなってしまうので、1人をスポットで入れているのですが、
本来そこを既存社員の応援でまかなっていたので、応援に来ていた者が他の業務にあたれることで、
会社として業務効率の改善につながっているのかなと思います。
また、ながおかマッチボックスは応募者の中から誰を採用するかを選べるので、そこはかなり良い点だと思っています。
どのような内容で募集を出されていますか?
鷲尾様:お米を炊飯してパックに詰める作業や箱詰め、炊飯後の釜の洗浄などです。
最初に道具とやり方を教えれば出来るような作業がメインですが、何度か来てもらったりして
「この人は動ける人だな」ということになれば、より重要なところもやってもらっています。
宮内工場内の実際の作業風景
(宮内工場内の実際の作業風景)
応募が来るのは、どのような方が多いですか?
鷲尾様:下は高校生、上は50代後半くらいまでの方に応募していただいています。
手に職がある方でスキマ時間で働こうという方も多く、意欲のある方が多い印象です。
既存の従業員の方の反応はいかがですか?
鷲尾様:日替わりで違う方が来られることもあるので、なかなか教えるのに不慣れな部分はあります。
ですが、社内で応援体制をとっていたときにも毎回同じ社員が来るわけではなかったので、
同じような感覚でやってもらっています。
使ってみて、良かったエピソードはありますか?
鷲尾様:過去に1度派遣で来て頂いていた方が、今はながおかマッチボックスを通して何度も来て頂いていることですね。
他にはスーパーで品出しをやっている方であったり、普段から働いている方も多くて、
てきぱきと作業してくれる方が来て下さるのも良い点だと思います。
取材協力
越後製菓株式会社 宮内工場
〒940-1146
新潟県長岡市下条町684-3
https://www.echigoseika.co.jp/company/info/factory.php