2022年 年頭所感:ギグワーク3.0元年で日本の成長を取り戻す

ニュース

2022-01-04

新年おめでとうございます。

2020年の新型コロナウイルス感染症により、日本のみならず全世界で新たな行動様式を模索する動きが始まり、2021年はその影響が如実に表れ、企業と働き手においては、ギグワークという新しい関係が一気に顕在化しました。

企業は人を雇いたくても求人の波動が読めず、かといって常時人を雇用する体力もない、働き手は副業で稼ぎたい、休職中にも稼ぐ必要がある、企業に依存しない働き方を模索し始めるなど新たな関係性が求められています。旧来の雇用方法ではこれらの要求を満たすことができなくなってきているのは間違いありません。一方で、現在一般化しているギグワークは働き方を自由にしたように見えますが、権利や保証、企業との長期的な関係などにおいて働き手が不利な状況になっており、また働くことができる業態も限定的になっています。

マッチボックステクノロジーズとしてその関係を更に進化させるべく本年を「ギグワーク3.0」元年にしたいと考えています。マッチボックステクノロジーズの提供する「matchbox」はDXとデータベースの力で、導入した企業がギグワークの仕組みを自社で持つことができます。これにより働き手の直接雇用関係を維持しながらギグワークとして働き手が自由な時間・場所・職種で働くことを可能にします。同時に、企業と直接いい関係を築くことで企業と「友だち登録」という形で限定求人を受け取ることもでき、長期的な関係を築くことが可能です。すなわち、「ギグワーク1.0」は古典的な受託業務の関係、「ギグワーク2.0」はテクノロジーの力でギグワークが一般化した関係、「ギグワーク3.0」はギグワークの自由さを多くの企業に対し民主化しながらも企業と働き手の対等な関係を作ることだと考えています。

「matchbox」は2021年2月から本格稼働し、わずか1年足らずで395社に導入されました。これは働き手が395社分の仕事をギグワークとして自由に選択できるようになったということです。利用者の中には定年退職後に「matchbox」経由でギグワークとして働いている方もいます。また、導入企業に対しては「ギグワーク3.0」の導入により派遣会社に支払いをしていた費用の70%削減に成功した企業や社員残業時間0を達成した企業などもあります。

本年は、政府・企業・個人の積み重ねられた努力により「アフターコロナ」として日本が安定した成長を取り戻す年だと確信しています。そして、成長には人の力が必要不可欠です。「matchbox」の成果の実証が完了したといえる2021年の結果をもって、「ギグワーク3.0」の理念を多くの方々に知っていただき、企業と働き手の新しい信頼関係を元に日本の働く力を再度盛り上げる一助になりたいと考えています。

本年も、マッチボックステクノロジーズとギグワーク3.0にお力添えいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。

株式会社Matchbox Technologies
代表取締役社長 佐藤洋彰

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