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ギグワークについて知る退職者活用特集人材シェアのハウツーアルバイト採用の基礎知識
ギグワークとは?
ギグワークとは、長期的な雇用ではなく、短時間かつ単発の仕事あるいはプロジェクトベースの仕事のことを指します。*1 このような短期的な仕事は昔から社会に存在していましたが、最近では主にインターネットのプラットフォームを通じた求人のマッチングのことを指すことが多く、新しい働き方として注目されています。
※1:” What is a gig worker?”, gigeconomydata.org
短時間/単発の仕事
インターネットを通じた
求人のマッチング
働き方の新時代 ギグワーク3.0
働き方の新時代
ギグワーク3.0
「ギグワーク3.0」では、企業や雇用主がSaaSプラットフォームを活用して、独自のコミュニティを形成することができます。労働者と雇用者が対等かつ信頼性のある関係を築けるようになり、より多くの業界や職種でギグワークが導入できると期待されています。
ギグワーク1.0
webの活用でオンライン市場へ
・個人がスキルを活用できるように
・職業は限定的(主にフリーランス)
ギグワーク2.0
モバイルへ移行
・スマホアプリ、位置情報の活用
・リアルタイムの職種が増え、市場が拡大
ギグワーク3.0
自社のSaaSプラットフォーム
・企業や雇用主が独自のコミュニティを形成
・職種や業界、活用の幅がさらに拡大
ギグワークの変遷
ギグワークは、ITテクノロジーの発展に伴って、これまで二度の大きな進化を遂げてきています。*2
「ギグワーク2.0」の時代に入ってから10年経ち、新たに「ギグワーク3.0」が働き方の新時代として、
ギグワークがさらなる進化を遂げようとしています。
※2:” The History and Future of the Gig Economy”, linkedin.com
インターネットの普及以前
|アナログな繋がり
直接的な取引・地理的に限定
自営業として専門的な知識が必要な仕事
(例:会計士、大工、ミュージシャン)
1.0
オンライン
ギグワーカー
|オンライン市場へ
オンラインで求人のマッチングが可能に
各業界のプロがフリーランスとして労働
1999
世界最大のフリーランス市場「Upwork」は、雇用者が投稿したプロジェクトに労働者が応募する仕組みである。
2010
世界的なフリーランサー向けのオンライン市場「Fiverr」は、雇用主がインターネット上でフリーランサーが販売しているサービスを購入する仕組みである。
2.0
リアルタイム
ギグワーカー
|モバイルアプリへ
スマホを通じて、タイムラグのない
やりとりや位置情報の活用が可能に
専門職以外でもギグワークが一般的になり、ギグワーク市場が急速に拡大
働き手を「自営業」として業務委託の形態をとるプラットフォームが主体
2010
働き手を「自営業」として扱い、業務委託の形態をとる。「Uber」を代表とするこのビジネスモデルは、ライドシェアリング事業だけでなく、たちまち「〇〇業界×Uber」という形でさまざまな業界に浸透した。
2013
「Wonolo」は、雇用主とギグワーカーの単発バイトマッチングプラットフォーム。働き手と業務委託契約を結ぶ雇用形態の求人と、一般的なアルバイトと同様にシフトベースで雇用契約を結ぶ形態の求人の両方が存在するマッチングプラットフォームとなっている。
3.0
アルムナイ
ギグワーカー
|SaaSプラットフォームへ
企業や業界ごとで内製化された
ギグワークプラットフォーム
企業と働き手が直接つながり、雇用契約を結ぶことで、働き手がより働きやすい環境に
各企業がOBOGや地域の経験者とのコミュニティを形成し、地域の労働力の効率的な活用が可能に
2020
直接雇用のためのSaaSプラットフォーム。
これまで各企業が第三者のプラットフォームを利用していたのと異なり、「snagajob」や「matchbox」のようなSaaSを通じて、各企業が開発不要でギグワークプラットフォームを内製化できるようになった。その結果、第三者プラットフォームを介さず、各企業が自社コミュニティ内で働き手を確保することを可能となる。
3.0は「各企業による構築」が特徴
3.0は「各企業による構築」が特徴
これまでのギグワークは、各企業が第三者のプラットフォームを通じて、働き手の紹介や派遣を依頼する仕組みとなっています。企業にとっては、新たな人材を採用・維持するよりも低コストで人材を確保でき、働き手にとっては、スキマ時間で柔軟に働くことができるので、急速にギグワーク市場が拡大してきました。

ギグワーク3.0では、さらなるテクノロジーの発展により、各企業が開発不要で独自のギグワークプラットフォーム構築が可能となりました。第三者プラットフォームを利用することなく、自社コミュニティを通じて人材を確保することができるようになり、企業は第三者プラットフォームへの仲介費用を払う必要がなくなります。*3 これまでは、たとえ頻繁にくる働き手であっても仲介費用の支払いが必要でしたが、自社プラットフォームを活用することで、人材確保にかかる費用を大幅に削減することが期待できます。*4

一方、働き手にとっては、馴染みのある企業が自社コミュニティ内でシフトを掲載し、自社の人材と共有するようになるため、より多くの選択肢の中から自分にあった働き方を選択することが可能になり、より柔軟に働けるようになります。*5
*3:"What Is an Internal Talent Marketplace?", gartner.com / "Activating the internal talent marketplace", deloitte.com
*4:"Internal Marketplaces Are the Future of Talent Management", shrm.org
*5:"2020: Year of the Internal Gig Economy", justsift.com
ギグワーク3.0
働き方が変わる!
1
どんな業界でも、
どんな仕事でも
ギグワーカーを雇用者として位置付け、自社独自のSaaSプラットフォームを活用することで、派遣会社や単発バイト提供サービスに支払っていたギグワーカーの仲介費用を大幅に削減しつつ、コンプライアンスを守りながら、ギグワーカーを活用することが可能となります。そのため、直接雇用が必要な業界でもギグワークは可能になることが期待されています。
結果、あらゆる業界、職種でギグワークが取り入れられる事が予想されます。
2
ライフスタイルに
あった仕事を
ギグワーカーは、より柔軟に、自分にあった仕事環境を選択できるようになります。
通常シフトや社会保険などの福利厚生を望む人は、これまで通り長期従業員として働くことができることに加えて、他店舗で空いているシフトを埋めたり、他の会社の仕事に応募したり、気軽に追加で働くことが可能に。また、それぞれの仕事が全く違うものでも問題はありません。
柔軟な働き方が社会に浸透し、労働者はそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方を実現できると期待されています。
3
各業界に適した
プラットフォーム
各業界の大手会社は、その業界に適した独自のギグワークプラットフォームを開発するようになると予想されます。
業界独自のプラットフォームは一般に公開され、業界に属する各企業の独自のプラットフォームと直接連携。医療や保育業界、農業などの専門性の高い領域でも、業界独自のプラットフォームを通じて、業界全体で社内・社外のギグワークの活用されるようになると期待されます。
4
自社専用の
プラットフォーム
業界独自のプラットフォームと同じように、チェーン店はSaaSパートナーと協力して、全店舗で使用できる自社専用のギグワークプラットフォームを構築すると予想されます。
複数店舗のシフト管理を一つのギグワークプラットフォームに統合することにより、従業員やOBOGが全国の店舗で柔軟に仕事をすることが可能となります。
他にも、フランチャイズチェーンは、フランチャイズオーナーにチェーン独自のプラットフォーム提供して、利便性を向上させ、オーナーのストレスと店舗運用コストが削減できると期待されます。
5
アルムナイ
ギグワーカーの活躍
自社独自のプラットフォームが職場と働き手の強いつながりを形成し、アルムナイギグワーカーがより活躍するようになると予想されます。
企業は、退職による人材の流出を抑えて、OBOGなど経験のあるギグワーカーを即戦力の人材として、自社プラットフォームに蓄えることが可能になります。
アルムナイギグワーカーは、信頼できる職場で好きな時間にシフトへ応募し、ライフスタイルにあった働き方で活躍できるようになります
6
シフト管理がより
ラクに、便利に
自社のSaaSプラットフォームの導入により、シフト調整がよりカンタンに行えるようになり、従業員、OBOG、外部ギグワーカーを有効活用が期待されます。
企業は、自社の人材の管理をアプリ1つでできるようになります。加えて、時間外労働やビザ制限、社会保険の考慮が必要となるスタッフの管理も行う事ができ、管理の不備を削減することが期待できます。
また、データをうまく活用できる企業は、予想されるニーズに基づいて必要な労力を注ぎ込み、適切なシフト管理ができるように。
7
人材データの活用
自社プラットフォームを通じて、人材のデータを正確に把握する事ができ、人材の課題を浮き彫りにする事が可能になります。
自社の人材に全てのシフトを公開することで、企業はそれぞれのシフトでどの程度の人が働けるのか、その地域での稼働可能な人材量を把握することができるようになります。
さらに、どのシフトに人気があり、どのシフトが埋められない可能性が高いかを判断できるようになり、シフトごとに時給を決めるなど、安定した店舗運用実現のための具体的な解決策を実行できるようになります。
8
給与の即払い
フィンテックの進歩により、給料の即払いがより一般的なものになると考えられます。
今後、銀行の振込手数料の減少や電子マネーの利用が増えるにつれて、企業は従業員が稼いだ給料を一度にまとめて支払う必要がなくなってきます。それに伴って、現在ギグワーカーの間で一般的な即払いのシステムが、通常勤務のスタッフにも、給与受取の一つの選択肢として利用されるようになると予想されます。
このような「給料の即払い」を提供する企業が採用において有利になっていくと考えられます。
9
オンライン研修と
資格の提供
SaaSプラットフォームを通じて、外部のギグワーカーが新たなスキルを身につけ、新しい仕事に備えるためのオンライン研修が提供されるようになると予想されます。
研修後に資格を与えることで、企業はギグワーカーを採用する際の資格の有無を判断基準とする事ができるようになります。
研修をオンラインで行うことによって、企業は研修に関わる余分な人件費を削減できます。一方、ギグワーカーにとっても、仕事の導入段階での研修の手間が省くことができるので、より働きやすくなることが期待されます。
10
労働者/企業/政府の
協力
最後に「ギグワーク3.0」では働き手、企業、政府が足並みを揃え、ウィンウィンウィンの関係が実現します。
働き手は自分に合った仕事環境で柔軟に働くことができ、企業は自社プラットフォームを通じて、充分な即戦力人材を確保することが可能になります。 また、政府にとっても、働き手を守りつつ、現在働きたいけど働けていない人材を活用でき、労働力不足という国家の深刻な問題を解決する手段として「ギグワーク3.0」を活用することができます。
日本で始まっている
ギグワーク3.0
ギグワーク1.0とギグワーク2.0の誕生につながった変革はアメリカで起こりました。しかし、ギグワーク3.0の成長は日本も牽引しています。超高齢化社会と厳しい労働規則という日本特有の問題により、HRテクノロジーの発展が加速してきていることが背景にあります。すでに日本の様々な企業が、ギグワーク3.0を取り入れるために、各社のソリューションを適用させ始めています。
自社での構築に取り組んでいる国内各業界の大手企業
国内で注目を集める新しい働き方「ギグワーク3.0」
直接雇用SaaSプラットフォーム(matchbox)が
2021年「J-Startup Niigata」および人事領域で最
大規模の「HRアワード」に選出。
直接雇用SaaSプラットフォーム(matchbox)が2021年「J-Startup Niigata」および人事領域で最大規模の「HRアワード」に選出。
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退職者も、新規採用した人材も、現役従業員の空いてる時間も。
これまで部分的にしか活用されなかったあらゆる人材層を、一元管理で活用。
国内サービスで唯一*ギグワーク3.0対応のプラットフォーム構築ができるサービスです。
*あらゆる人材をスポット雇用で活用し、属性に合わせて適切な雇用手続き/労務処理をおこなう革新的なシステムとして、関連特許を4つ取得済み
公式サービスサイト
参考
” 8 Major Moments in Gig Economy History”, peopleready.com
” The History and Future of the Gig Economy - LinkedIn”, linkedin.com
“The Uberization of Comfort, Satisfaction, and Wellbeing”, contractormag.com